トチバニンジンの根茎。
  5年物・・・。
 竹の節のように1年で1節増えてゆく・・・。
 
 枯れ落ち葉の中に横に這って伸びる。
 このエリアは木材腐朽菌が主役の世界である。
エビネ 一年に1個づつバルブが増えてゆく・・・。
朝鮮人参に含まれる多量の「サポニン」。
 この成分が薬効に関係する成分であるといわれている。
 サポニンは配糖体。
 この糖を朝鮮人参は何処から調達して根に蓄積しているのか????
 わずか6枚の葉で生きている。
 この葉の光合成でつくられる澱粉は多くはない。
 このサポニンは土壌成分ではない。澱粉由来の成分である。
 なぜ朝鮮人参が配糖体を多量に作ることができるのか???
 宇井 清太は木材腐朽菌が供給する糖ではないかという仮説。
 冬には氷点下20度、30度にもなる寒冷地を自生地として生き続けてきた。
 木材腐朽菌の活動する期間は短い。
 当然枯れ落ち葉は分厚く堆積している。
 この中で朝鮮人参は芽生え生長している。
 
 林床を自生地とする地生ランと、ほとんど同じ条件である。
 朝鮮人参栽培を・・・ラン栽培の方向から検証すれば・・・・その栽培法が見えるかもしれない。
 そういう意味で・・・木材腐朽菌による炭素循環栽培法は、
 多くの植物において・・・新しい栽培法を構築できるかもしれない!
 
限られた葉の光合成で永年生き続けるエビネ
由志園に展示されている500年の朝鮮人参。
500年の根であるが、なぜこのおように
キレイで美しい組織を維持持続しているのか?
どのようにして組織を保護しているのか?

根腐れが・・・なぜ起こらない!
畑での栽培では6年が限度、それ以上同じ場所で栽培すると病気多発で・・・
美しい根を持続できない・・・。

6年以降の葉は6枚限定。それ以上葉は多くならない!
この限定された葉の光合成のみで、この500年の強大な根を・・・・本当に維持持続しているのか???
植物の一般論では説明できないエネルギーである。
他に別な・・・エネンルギー調達ルートが構築されている井のではないか。
森林の光負け組植物が・・・強靭なのか、細々なのかはわからないが・・・・
命をつなぐには・・・・光合成のみでは・・・・
この巨大な根が消費する呼吸作用のエネルギーを賄いきれない!

朝鮮人参は・・・なぜ分厚く堆積した「枯れ葉」の中にのみ自生しているのか。
なぜ・・・森林の林床にのみ自生するのか・・・・。
この枯れ落ち葉の林床から・・・エネルギーを調達する必要があるからではないか?
木材腐朽菌・・・・の菌糸とコンタクトを取っているのではないか???


日本に自生する「トチバニンジン」を見てみる。
この人参は・・・別名「竹節人参」とも言われる。
枯れ落ち葉の腐植の地表から約10㎝程度の浅い・・・空気が通う場所に横に根茎を伸ばす。
だから「竹節」。
これと同じ姿はラン科植物の「エビネ」である。
自生する環境は・・・トチバニンジンと大きな差異はない。
葉の枚数の4枚・・・・前後。
この限られた葉でエビネも・・・同じ場所で30年。50年、100年生き続ける。
ラン科植物の自生地とニンジンの自生地は・・・重なる。



























 韓国の朝鮮人参栽培法

   
畑に腐葉土を2年間にわたって投入して土壌と混和。
   播種6年後に収穫。
   6年が栽培の限度。
   なぜ6年・・・の理由は・・・土壌養分を吸収し尽して・・・・
   7年後以降になると「病気」は多発して、根が腐り黒変して商品価値が
   著しく・・・低下するため・・・・


   この中に。ペレポスト栽培と大きく異なることがあると・・・
   宇井 清太は睨んでいる!


   腐葉土を畑に入れる!
   この腐葉土には窒素、嫌気性菌が入っている!
   自生地の枯れ落ち葉堆積の植生と大きく異なる!
   一度植えれば・・・新たな養分源の枯れ葉を畑に入れていない。
   植える前に入れた腐葉土は6年間で分解してしまう。
   土壌には病害菌の嫌気性菌が生息。
   朝鮮ニンジンを侵略するようになる。
   つまり、朝鮮人参は多年草である。
   自生地でなら。何100年も同じ場所で生きても、根に病気を起こす
   病害菌は生息しないから・・・・生き続けることが出来る。
   腐葉土は・・・窒素を多く含む有機質肥料である。
   この栽培法では野菜の「有機農法」と同じ。
   嫌気性菌による栽培である。

 
 こういう栽培でも、どうにか6年物を作れる・・・。
  ランより易しいのかも・・・。

  
ペレポストによる好気性菌栽培。
  これなら、自生地再現できるから・・・ひょっとして・・・・6年以上の人参成功するかも。
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朝鮮人参の根がペレポストを食べている??
そう表現???できる。
木材腐朽菌が生息しているペレポストに向かって根が伸びている!
固いペレット粒子を貫通!粒子の隙間に伸びているのではない!

もしも、嫌いなら、こういう伸び方をしない!

 
天然の朝鮮人参はを見つけることは・・・奇跡だともいわれる。
 なぜ難しいのか。
 個体がきわめて少ない。
 ・・・・・年によって・・・・葉が出ない年がある!
 葉が出なければ見つけることができない!
 更に30年、50年の大株でも・・・・出ている葉は・・・数枚である。

 こういう森林の負け組植物ともいえる草が、なぜ500年、1000年生き続けることができるのか!
 この不思議な生命力が・・・あまりに神秘であるから・・・秘薬なのであるが・・・
 宇井 清太は・・・この謎を解明したいと実験しているが、
 1年に1回しか実験できない。
 でも・・・3年物の朝鮮人参なら・・・ペレポストの木材腐朽菌による炭素循環栽培で無造作にできる。
 シンビジューム栽培と同じ環境で無造作にできる。
 シンビ栽培より簡単・・・。
 この栽培法で・・・6年より永く栽培できるか否かである。

 現在、会津若松、長野、鳥取県などでの朝鮮人参の栽培は「3年物」で出荷している。
 自生地に近い韓国の「紅人参」は「6年物」である。
 3年物で商品としての価値があるのであれば・・・宇井 清太の栽培法は完成しているが・・・・
 やはり・・・成功ということであれば、韓国と同じように「6年物」以上でなければ、
 韓国産を凌駕することはできない。

 あと3年・・・試験すれば・・・おそらく栽培法が見えるかもしれない。
 
 
あるいは・・・ひょっして・・・・。
 宇井 清太の木材腐朽菌による炭素循環栽培法は・・・・可能性を秘めているかもしれない。
 朝鮮人参、日本原産のトチバニンジンの自生地をほとんど再現できるからである。
 シンビジュームの地植え栽培成功の地面、土壌環境は。・・・・
 ヒマラヤニンジンの自生地の環境とほとんど同じ
 土壌に病害菌を繁殖させない栽培法。
 これが可能な技術であれば6年物以上の人参は生産可能となる。
 シンビジュームでは可能なので・・・出来るのではないか??

 
詳しい栽培技術の公開は・・・今回は割愛する。
 今回は第二報として「無葉」の朝鮮人参も根を「肥大する」ことを記した。
 このことを私見と、仮説で考察したものである。

 やはりペレポストは・・・産業になる植物に使えるものでなければならないと思う。
 生薬は・・・これからの日本にとって、未来があると思う。
 中国の生薬が価格高騰しており、長寿社会日本にとって、ますます生薬生産は必要になる。
 その最たるものが「朝鮮人参」である・・・。
地球上植物で、深く人間とかかわってきた植物で、今なお栽培が難しいものに朝鮮人参がある。
なぜ困難なのか。
これまでの栽培法に・・・どこかに「盲点」があるのではないか。

朝鮮ニンジンの自生地には、同じ場所の多くの他の植物も自生している。
なぜ朝鮮人参のみ「特別」なのか。
共通点があるはずである・・・。

この人参を探すとき、他の草木の生い茂る中で見つける!
根を掘るとき・・・他の植物の根をかき分けて・・・丁寧に掘り取る!
・・・ということは、自生する場所は他の植物も生存生育しているということ。
なぜ・・・朝鮮人参のみ・・・特別な進化を遂げたのか????不思議でならない。

これまでの栽培技術に、どこか大きな誤りを犯しているのではない・・・。
ラン栽培と同じように・・・・・

これまで朝鮮、日本で使われてきた菌は「嫌気性菌」である。
このペレポストによる朝鮮人参再場試験に使用する菌は「好気性菌の木材腐朽菌」である。
木材腐朽菌による世界初の栽培実証試験である!
乞ご期待!


 
播種満3年の朝鮮人参の根。
  
この個体は、春から秋まで葉を出さないで・・・無葉で・・・栄養生長期間を経過したもの。
    
葉が無く光合成出来ないのに・・・根が肥大する。
    なぜ・・・こんなことが起こるのか。
  播種2年目の秋の根では、
  将来人参になる根と・・・髭根になるに分化している。
  草本で100年も500年も2次生長する根も不思議であるが・・・・
  もっと不思議なことは・・・無葉のまま夏の間、根を肥大にする・・・このエネルギーは、
  何処から調達した・・・・ということ。
  朝鮮人参は6年物になるまで、葉は1枚づつ多くなるが、6年以降は葉の枚数を増やすことはない!
  双子葉植物の温帯の林床に自生する植物には・・・これと似たものが多いが・・・
  計算したように1枚づつ多くなるのは・・・珍しい。
  そして6枚以上にはならない・・・!
  つまり・・・6枚が500年も続くことになる!

 別な見方をすると・・・わずか6枚の葉で行う光合成のエネンルギーで、
 500年も生きていた個体が見つかった!
 そういうことになるが・・・宇井 清太はここに非常に疑問を持つ。
 葉の出ない年もある・・・という事象である。
 弱い光の下で6枚の葉で生産する澱粉など・・・しれたもの。
 自生地の栄養生長期間な短い。
 10月になれば強い霜が降りるという。
  
  この謎は・・・植物の光合成理論では説明つかない。
  ユリなどの球根植物では・・・芽だし時期に・・・新芽が折れたり、虫に食べられたりすれば、
  葉が無い状態になる場合があるが、この時は、生存していても・・・
  前年の球根より大きな球根を形成するということはほとんど絶対ない。
  これなら・・・光合成理論で説明がつく。
  葉が無いから・・・・貯金で・・・小さな球根を形成したと。
  しかし、朝鮮人参の無葉状態における根の肥大は・・・説明できない。

  宇井 清太の木材腐朽菌による炭素循環栽培理論であれば・・・・
  ラン科植物のプロトコーム、リゾームの生長、肥大と同じように、
  容易に説明がつく・・・。
  根毛が無いといいうのも・・・説明がつく・・・。
  朝鮮人参の根は・・・木材腐朽菌または、そのほかの菌と共生しているのではないか?
  菌根を形成していなくとも・・・。

 
 この仮説が正しければ・・・6年以降の土壌病害も説明がつく。
  土壌内の微生物の主導権争いで・・・説明がつく。

  
 
屋久島の縄文杉の根のように・・・・。
 あるいは形態の異なった菌根なのかも???
 ラン科植物の菌根とツツジ科植物の菌根が異なるように・・・・。


 
なぜこのような疑問が沸くかというと・・・・
 何百年以上に及ぶ朝鮮ニンジンの根が採集されてきても・・・
 根の詳細、木材腐朽菌との関係、土壌微生物との関係、
 更に同じ場所で永年・・・500年も1000年も根が腐らない理由の研究、知見が、
 ほとんどないからである。
 杉、松、ブナ・・・」のような喬木でも・・・500年も、1000年も生きれば・・・・
 木材腐朽菌による侵略で、幹も根も「朽ちる」ことがほとんどだからである。
 朝鮮人参が草本であるのに、何故に「根腐れ」が起こらないのか?


 
病害菌は自生地に生息しないのか。
 生息できないシステムが・・・・構築されているのか。

  
上の写真の500年も生き続けてきた朝鮮ニンジンの根。
この根毛のない根は何を意味しているのか?
この髭が・・・・本当に土壌の成分を食べてしまうのか?
500年も・・・そうであるなら同じ場所で生き続けることはできない。
養分の補給ルートが自生地に構築されていると考えるのが・・・自然ではないか!
500年も生きている根であるが・・・その髭の生えているエリアは深くはない。
ジネンジョウのように100㎝も200㎝も深く髭根は伸びてはいない!


 
この根には・・・球根のように「澱粉」が多く含んではいない。
 なぜ500年も「朽ちる」ことなく維持保存されるのか??
 樹木であっても500年も生きれば・・・・幹も根も・・・
 朽ちるが・・・・・。
 この謎を解明した者はいない。
 アンデスには100年に一度花開く巨大な草があるが・・・
 朝鮮人参は光の貧しい環境で生きているのに、
 なぜ生きられる・・・・
 500年生き続けた生命のエネルギーはどこから調達したのか??
 このエネルギー調達ルートを解明すれば、
 栽培法も・・・自然と見えてくる・・・。
 宇井 清太は朝鮮人参もラン科植物と同じように、
 枯れ落ち葉と木材腐朽菌が関係していると見ている。

 そのほかの理論では・・・説明できないからである。

 
朝鮮での栽培法には・・・
 好気性菌の木材腐朽菌が欠如している。
 ここに6年物という限界あるとみている。
 畑に投入した「腐葉土」が・・・問題とみている。
 腐葉土は嫌気性菌だからである。
 枯れ落ち葉が木材腐朽菌で分解した物は「朽葉土」。
 韓国の栽培畑に毎年枯れ落ち葉を補充し、木材腐朽菌を
 繁殖させるという栽培はない。

 
 
この欠落した部分をペレポストで行うというのが、この試験の骨格である。
赤玉土栽培のトマトの根 
 
根毛が綿のように発生して・・・
 根毛のペクチンが赤玉土に接着している。
トマトの根は土壌粒子の隙間に伸びている。
朝鮮人参の根 拡大写真  播種1年目の根。
この年齢の根では将来人参になる根と髭根が明瞭に分かれていない。
 「根毛」が無い。
 ある種のラン科植物の根と非常に似ている!
秋にペレポストの表土を剥がした状態。
葉の発生しない個体も・・・・葉の出た個体と同じような根を肥大させている。
この養分は、エネルギーは・・・どこから調達した????
土壌を食べた????
そのように・・・これまでは表現されてきた!
宇井 清太はそのようには思わない。
ペレポストの木材腐朽菌がペレポストを分解し・・・菌が根に養分を供給した・・・
と仮説・・・を立てている。

右写真は赤玉土にミックスしたペレㇷ゚ストを根が探し出して・・・・
ペレポストの粒子の中に根を伸ばしている。
赤玉の中粒には根を伸ばしていない!
ペレポストを朝鮮人参の根が嫌いなら・・・・粒の中に根を伸ばすことはない!
2年目 春から秋まで芽が出ないものがある。
朝鮮人参の葉の形状
森林の喬木下の「林床」で、樹木が零した光を拾うために、
ての平のように広げて光合成を行っている。

こういう姿は、他の植物にも多くあり、
ウラシマソウ、マムシグサ、シラネアオイ・・・山芍薬など・・・・。
葉の形状を見る限りでは・・・・
朝鮮人参も・・・普通の草。


その神秘性は・・・根にある。
アンダーグランドの世界である。

非常にラン科植物と共通するものがある。
ラン栽培の目線から・・・朝鮮人参を研究すると・・・・
見えるものがあるのではないか????

朝鮮人参を木材腐朽菌による炭素循環栽培法で試作してきたが、
非常に面白いことが観察されたので・・・私見を入れて考察する。

トチバニンジン属は・・・中国、ロシア・・・のみでなく、日本、アメリカのアパラチア山脈、東中部の山岳、
ヒマラヤ、ベトナム・・・にも森林の林床に自生している。
宇井 清太の寒河江市の近くの山林にも「トチバニンジン」は自生する。
そういうことで、自生地を考察すると、木材腐朽菌による炭素循環が構築されている場所に自生しているのではないか?
そういうことで、試作してきた。
このことは、ペレポストの開発理念が・・・ラン科植物に限定したものでなく、
地球の陸上に自生する植物に共通するものは何かという視点があるからである。
植物分類学は・・・「違い」の分類である。
しかし、植物分類学では「根の違い」で分類は不可能である。
なぜか?
根の役割が・・・水の吸収、養分の吸収、植物体の支持、養分の貯蔵、繁殖という分野を担っている組織器官だからである。
この狭い機能は多くの植物に共通するので、植物分類学者でも、根の観察では「違い」を喝破できない。
そういうことで、多くの植物の根に共通する事項は何かということから、
木材腐朽菌による炭素循環栽培法を構築している。
地球上の陸上の植物は「枯れ落ち葉」の中に自生しているという「知見」が基本である。
枯れ落ち葉の世界である。
この中では、日夜枯れ落ち葉をめぐるリグニン、セルロース争奪戦が行われている。
この世界に植物の根は伸びて、前記したような役割を演じている。
その中の木材腐朽菌に焦点を当て、栽培法を構築したのが、この栽培法である。


この枯れ落ち葉の中での植物を考察すると・・・
同じ場所で永年生き続けている植物がある。
その中に「朝鮮人参」「ラン科植物」がある。
樹木ではなく草本植物でありながら・・・なぜ同じ場所で永年生存できるのか?
朝鮮人参には500年、1000年も同じところ、土壌で生き続けている。
なぜ生き続けられることができるのか????
宇井 清太は「枯れ落ち葉」「木材腐朽菌」が大きく関与しているという仮説を構築し、
この仮説によって「ペレポスト」栽培を試みた。

朝鮮人参は不思議な植物である。
栽培している期間に、春から秋まで・・・つまり栄養生長期間に「芽だし、展葉」しない個体が多くある。
一般的に草本植物では・・・春に芽だしを行い、展葉し・・・光合成を行い・・・根も地上部も生長する。
この常識から見れば・・・春から秋まで芽だしを行わないで・・・
当然光合成を行わない個体は・・・枯れた・・・と観察される。
しかし・・・・このような状態の鉢を掘ってみて驚いたことに・・・・
「根」は・・・枯れるどころか・・・・肥大して健全であり。生長点も具備されている。
この光合成が行われない状況下での「根肥大」は・・・何を意味するのか?
この肥大と生命維持の中に朝鮮人参の500年、1000年生き続けられる謎があるのではないか?

ここで考えられるのはラン科植物の「プロトコーム」「リゾーム」である。
葉が無い「腐生ラン」である。
朝鮮人参の「根」とラン科植物の「リゾーム」。
枯れ落ち葉の中で生きているという共通点。
これをから連想すれば・・・木材腐朽菌・・・分解養分・・・・光合成以外の養分供給ルート。
500年も同じ場所で生き続けても「微量要素」欠乏が起こらない。
この謎は・・・・この炭素循環栽培法で説明がつく。


朝鮮人参の自生地には毎年秋には広葉樹と針葉樹の枯れ落ち葉が舞い落ちる。
自生地は寒冷地の山岳地帯の森林。
熱帯雨林の枯れ落ち葉のように半年、1年で木材腐朽菌による分解はない。
5年、10年を要して分解されてりいる。
そういうことで、枯れ落ち葉由来の養分が欠乏することはない。
朝鮮人参の根。
非常に少ない「髭根」。
この根は何を意味しているのか?
この根でも生き続けられるだけの水分、養分を吸収しているのであるが、
本当に・・・・・・
しかも・・・葉の繁茂の仕方であるが・・・・大株になっても・・・・葉が何十枚も発生して・・・・
大きな面積を支配してはいない。
つまり、森林の林床での・・・光合成争奪戦の負け組植物である!。
喬木が零した光を広い集めて生きる植物である。
だから・・・広い葉を四方に手の平のように広げている。
弱い光を・・・より多く受け取るためである。
こういう・・・他の植物でも普通に見られる葉をもつ朝鮮ニンジンが・・・・
なぜ500年も生き続けることができるのか?
栽培畑での知見では・・・4から6年で土壌の成分を吸収し尽す・・・といわれてる。
だから・・・6年で収穫・・・。
しかし自生地では30年も100年も500年も・・・生き続ける?

自生地と栽培畑の違いはどこにある????
大きな違いは「枯れ落ち葉」である。
自生地には毎年秋に舞い落ちて堆積・・・。
栽培畑には・・・無い。

ランの「リゾーム」。
腐生ランは枯れ落ち葉の養分を吸収して永年生き続ける。
腐生ランを「畑」では栽培できない。
腐生ラン栽培より・・・朝鮮人参は栽培できるということは・・・栽培容易?
農作物より難しいが・・・・出来ない植物ではない。

つまり、朝鮮で行われている栽培法。
日本で江戸時代から継承されている栽培法のどこかに・・・・自生地の法則と乖離があるのではないか?
その一つに「枯れ落ち葉」「木材腐朽菌」・・・炭素循環があるのではないか?


葉を出さなくとも
 根が肥大する・・・・!

 この不思議な生長の謎を解明すれば・・・
 朝鮮人参の栽培は成功するかもしれない。

 
ラン栽培と同じような研究心があれば、
 朝鮮人参は必ず作れると思う・・。

 トチバニンジンの自生地を観察すると・・・
 広葉樹林の枯れ落ち葉の中に・・・・
 自生している。
 つまり、種子は枯れ落ち葉の炭素循環の中で
 発芽し生長しているからである。

 これは、カタクリも・・・ランも・・・・キンポーゲ科植物も、
 大きな差異はない。
 違いは・・・生きる年数である。
しかも、トチバニンジン属の植物は北半球の寒冷地に・・・
隔離分布している。
この属は「第三紀周北極植物なのかもしれない。
例えば、そういう植物であれば・・・・
ペレポストで栽培可能な植物かもしれない!

第一報 はここ

kouza 3azi




































































































































































































































































































































































































































ペレポスト 朝鮮人参栽培    第二報            
     
朝鮮人参は・・枯れ落ち葉の炭素循環で500年も生き続ける。